CM Book Communityという読書会コミュニティを始めてみました![クラスメソッドコミュニティAdvent Calendar 2024]

CM Book Communityという読書会コミュニティを始めてみました![クラスメソッドコミュニティAdvent Calendar 2024]

2024年にCM Book Communityというコミュニティを立ち上げたので、その経緯とやってみたことをブログにしてみました。
Clock Icon2024.12.04

このブログはクラスメソッドグループコミュニティ活動 Advent Calendar 2024 の12/4投稿記事になります。


こんにちは!

アドベントカレンダー4日目を務めるのは人事グループ人事労務室で採用を担当している足立です。

あっという間に年末が近づき、アドベントカレンダーの季節になりましたね~!🎄

しょっぱなから私ごとで恐縮ですが、自分が今年の1月に入社したのでもうすぐ1年が経つと思うと非常に感慨深いです。

クラスメソッドでアドベントカレンダーを書くことになるなんて1年ちょっと前は全く想像してなかったので、1年で環境ひいては人生がガラッと変わるんだなぁと思うと感慨もひとしおです。

感慨に浸りながらも年末らしく、今年、自分が取り組んできたCM Book Communityという読書会のコミュニティについて書いてみましたので、読んでいただけると嬉しいです!

目次

  • CM Book Communityとは?
  • なぜCM Book Communityを始めたのか?
  • CM Book Communityをやってみてどうだったか
  • 第二弾も開催します!

CM Book Communityとは?

CM Book Communityとは端的に言うと読書会です。

クラスメソッドの社員が主催・企画者となり、社外の方からも参加者を募って開催してきました。

一つの課題本をもとに本の内容にまつわる様々なことをざっくばらんに気軽に話せる場です。

読書会の中で話が出た話題の例をあげると、その本の感想はもちろん、本に書いてあることを実践した時の経験談や、本の内容から連想した異なるエピソード、本の話題にまつわるお悩みなどなど…気軽なことから重い話まで(笑)いろいろなことをお話ししてきました。

この読書会の特徴としては、結果的に下記のポイントができたと思います。

  • 究極、本を読まなくても参加できるほど気軽に参加が可能
  • 利害関係が無い人たちの集まりの中で話せるので普段から感じていることを忌憚なく話すことができる
  • コミュニティに参加している人たちとゆるい繋がりができる

一つずつご紹介していきます。

気軽な参加が可能

一般的な読書会とは少々異なり、この読書会ではActive Book Dialogue(ABD)という手法を採用して進めています。

ABDとは1冊の本を分割して分担して読み込んで共有するというスタイルの読書会です。
そのため、必ずしも事前に本を読んでくる必要もなく、当日の読書会に参加するだけという気軽さが特徴になります。

今回の読書会では大まかに下記の流れで進めました。

  • 事前に読書会に参加するクラスメソッド社員の中で章ごとに担当を分け、担当の章の中を読んでサマリーにまとめる
  • 当日の読書会の中でサマリーを共有する
  • サマリーの中、もしくは本の中から気になった部分や話したいと思ったポイントを各々が抜き出す
  • ポイントをもとに対話を始める(ファシリテーションはクラスメソッド社員が務める)

このやり方を採用することで「絶対に本を事前に読んで参加しないといけない!」という強迫観念がなくなったと思います。笑

実際に、気軽な気持ちで参加できるというコメントももらったので、ABDを採用することでハードルが低く参加できるメリットが生まれたと感じました。

利害関係がない人たちと忌憚なく話せる

そのままではありますが、今回の読書会では社外の方も交えて開催しているということと、参加しているクラスメソッドの社員も普段の仕事の中ではあまり関わりがない人同士で参加しているので、利害関係がない人たちとの考え方やアイディアの共有ができます。

普段の仕事の詳細を互いに知らない方が考えていることを気軽に話せるということがあったり、普段の仕事を知らない人からの言葉は新しい観点からの言葉として聞けたりと、新鮮な関係性の中で、いつもとは異なる枠で考えることや発言することで物事に対する新たな見え方や考え方が生まれてきます。

実際に、「社内で開かれている同じ会社の人同士の集まりだと人間関係や裏側の事情にまで思いを馳せてしまいがちだったけれども、社外の集まりなので気楽に参加できた」というコメントももらいました。

ゆるい繋がりができる

これもそのままですが、会の中でゆるく繋がり合う人間関係ができます。

読書会は全4回で構成したのですが、参加者の募集は各回ごとに行っています。

複数回に参加された方や全ての回に参加していただいた方がいらっしゃいましたが、継続して参加されることで徐々にお互いの背景を理解でき、単発の関係性とはまた異なり、ゆるく繋がる感覚を持てたように感じました。

リモート仕事が多くなるとこういう"ゆるく人と繋がれる場”って意外に貴重だよなぁと感じています。

なぜCM Book Communityをはじめたのか?

そもそもなぜこのようなコミュニティ作りを始めたのか?という理由は複合的なものだったりします。

前述したように私は今年の1月にクラスメソッドへ入社しました。

入社する時にクラスメソッド発信のイベントやコミュニティっていろいろあるけどエンジニアではない社員が主催するイベントやコミュニティはあまりないような…?ということから漠然と何かできたらいいな〜という思いがありました。

そんな中、ちょうど入社した直後にクラスメソッド20周年記念イベントOdysseyの構想が発表され、Odysseyに繋がるような何かができないかな?とさらに考えを深めるきっかけになりました。

そこから前職の時に社内で参加させてもらっていた読書会のことを思い出し、本の内容を中心とした対話を通して社外の人ともゆるく繋がれるようなコミュニティを作るのはどうだろう?というところへ考えがいきつきました。

クラスメソッドはブログやYouTubeで発信はしているけど社外の方と相互にコミュニケーションをやりとりするような機会があまりないのでは?ということも、この発想を後押ししています。

自分個人としても社外の人との繋がりを持っていたいという気持ちと、単純に読書会が好きだったりするので(思い返すと古くは幼稚園の頃から読書会というものに参加していたと思います笑)クラメソでできたら面白いな〜と言う気持ちがありました。

CM Book Communityをやってみてどうだったか

そんな経緯と思いがあって始めてみたCM Book Community。

実際にやってみてどうだったかと言うと、とりあえず楽しかった!という感想が先立ちます。笑
思いの外、社内・社外共に参加してくれた方の反応も良く、思い切って始めてよかったなぁと実感しました。

開催実績は以下の通りです。

ご参加いただいた皆様の感想を抜粋してご紹介させていただきます。

参加者の皆さんと色々とお話できて、本だけだとイメージが付きづらかった部分が鮮明になったのがよかったです。

興味のあったファイブフィンガーについても実体験をお聞きできてとても参考になりました。普段関わらない方達とお話しすると、新たな視点や刺激をもらえたり、自分や自分の組織の色がわかるので面白いです。

他の仕事環境でも同じような経験をしている方が多く、意見を聞けてよかったです。

落ち着いて話が聞けて安心して話ができる。だからこそ幅広い多様な意見がでて、いろんな気づきが得られる。そんな素晴らしい場だと思います。

自分では深掘りできていなかった課題に対して意見をいただけて刺激になった

改めましてご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

他にも口頭でのコメントで「普段の仕事だけをしていると視野が狭まりがちになってしまうけど、他社の人にも話を聞いてもらうことで考えが広がる」という嬉しいコメントもいただきました。

私個人としても普段の仕事の中では言語化しないようなことでも、読書会という場で改めて言語化して考えてみることで新しい発見や気づきが生まれたので、一人で本を読むだけでは得られない感想や考えを得ることができました。

さらには、この課題本のまとめの回として、7/17(水)にClassmethod Odyssey ONLINE 組織デザイン編にて「読書会『これまでの仕事 これからの仕事』完走記念!著者登場ふりかえりスペシャル」というテーマで著者の市谷 聡啓(いちたに としひろ)さんにもご参加いただき、トークセッションを行うこともできました!

トークセッションの様子(Youtube)

トークセッションのレポートブログ

著者の市谷さんへ直接、会の中で出てきた話題や感想をお話しし、市谷さんからもコメントが返ってくることで、さらに一段深く本の内容を理解し、考えを深めることができたと感じています。

改めて市谷さん、トークセッションへご参加いただきまして本当にありがとうございました!

第二弾も開催します!

このように楽しみながら取り組んできた第一弾のCM Book Communityでしたが、第二弾も開催することが決まりました!👏👏

今回の課題本は「世界一流エンジニアの思考法」です。
この本を中心に、ご参加いただける方と一緒に新たな視点を持ち寄りながら、いろんな対話ができることが今から楽しみです。

絶賛、参加者を募集中です!!
このブログをご覧になって参加してもいいかなと思っていただけた方、
この本を読んでみたかったけどまだ読めていなかった方、
どんなことをやっているのかのぞいてみたい方…などなど
ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひ下記のリンク先からお申込みください!

CM Book Community 第二弾 1回目申し込みページ

12月12日(木)を皮切りに2月まで、今回も全4回の開催を予定しています。

  • 12月12日 (木) 19:00〜20:30:はじめに&1章
  • 12月26日 (木) 19:00〜20:30:2章・3章
  • 1月17日 (金) 19:00〜20:30:4章・5章
  • 2月 7日 (金) 19:00〜20:30:6章・7章

全ての回に参加する必要はなく、単発でのご参加も可能ですので、ぜひお気軽にどうぞ!
新しいコトを一緒に始めてワクワクする2025年を迎えましょう!☺☺

CM Book Community第二弾でも様々な方とお話しができることを楽しみにしています~!!


第二弾企画メンバーのキックオフ写真📷 こんな感じのメンバーでお待ちしてます!
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